最近、昼間の気温が高い日が多くて、お客様と面談しているときに汗がしたたり落ちてきます。けっして、緊張しすぎて汗が出ているのではありません。昔から汗かきで・・・。
本日は、よく相談を受ける、相続手続きの必要書類についてお話しいたします。
「父親が先週亡くなりました。母親に相続させたいのですが、どうすればいいですか?」
と、お客様より、連絡が入ります
相続の手続きは初めて、というお客様が多いので、
私の返事は
「一度、事務所に手ぶらでお越し下さい。その時、くわしく説明いたします」
と、お話することが多いです
事務所にお越し下さった時に説明しますのが
①相続手続の流れ
②相続税の申告が必要性かどうか、相続税が発生するのかどうかの判断方法
③必要書類の案内、取り寄せ方法
④登記識別情報の説明(お客様に余裕があればします)
⑤元木事務所の業務サポートの説明
⑥費用の概算
お客様が一番興味を持っていらっしゃるのはやはり、
一番目に②の相続税に関して
二番目に⑥の依頼した場合の費用
三番目に①相続手続の流れ
四番目から六番目はあまり、興味はないことが多いと思います
ただ、司法書士の立場で本音を申し上げると、大事なのは実は③の必要書類なんです
どういうことか、と申し上げると
必要書類を全て確認しないと、書類が作成できないばかりか、費用についてのご案内、正確な相続税の控除額の案内が出来ないんですね
そこで、今日は相続手続きにおいて元木事務所で実際に使用している相続手続必要書類一覧表を掲載しています
全ての書類が常に必要になるわけではございません。常に必要な書類、状況によって必要になる書類、と分けておりますのでご確認下さい。
この書類をそろえた上で、専門家の事務所に来られると内心、「このお客様は相続についてかなり、知識があるのかな」と、専門家は感じます
実際のところ、必要書類をそろえた上で、打合せをしますと、話がかなり早くなります。
書類のそろい次第によってはその日のうちに、委任状、依頼書等にサインをいただくことが出来るかもしれません。
中には知らない相続人が出てきた、なんてことも現実にあります。
しょっちゅうはありません、時々です。
ただ、その時々にあたってしまうと、大変です。
「この人誰?どこにいるの」なんてことになるんですが、私が司法書士歴21年ですが、直接、私が相続手続のサポートをさせていただいたお客様が、400組ほどございます。
その中で、「この人誰?」というセリフをお客様から聞きましたのが、実際、4件あります。
1%ですね
確率だけ見ますと非常に少なく感じますが、この1%のお客様はやはり、最初は相当ショックを受けられます。相続手続の流れも通常と大幅に変わります。
連絡先すら知らない方が、相続人として名前が出てくるわけですから。
念のため申し上げるとちゃんと、4件とも解決しています。間違いなく経験がものをいいます。
話が大幅に脱線してしまいましたが、お客様が考える大事なこと、専門家が考える大事なことにずれがあります。
そのへんを、理解している専門家に依頼されると、この専門家は依頼者のことをわかってくれているな、と感じられるのではないかと思っています。
話がかなり、それてしまいました。次回のブログで必要書類について、きちんとお話をしたいと思います
最後までご覧頂きましてありがとうございました。