こんにちは、元木です
本日は、後見制度の今後の展望および日本の現状について、情報を紹介いたします
平成30年版高齢社会白書が内閣府より発表されました。
平成29年10月1日の日本の総人口は1億2671万人 (男性6166万人 女性6505万人)
そのうち、65才以上は3515万人となっています
総人口における65才以上の人口割合は27.7%です
65才以上の男女の内訳は男性が1526万人、女性が1989万となっています
もう少し詳しく見ていきますと
65才から74才人口は1767万人 総人口の13.9%
男性は男性総人口における13.7%が65~74才
女性は女性総人口における14.2%が65~74才
75才以上の人口は1748万人 総人口の13.8%
男性は男性総人口における11.1%が75才以上
女性は女性総人口における16.4%が75才以上
と発表されました。
そして、成年後見制度を利用された方の推移が
平成24年 34689件
平成25年 34548件
平成26年 34373件
平成27年 34782件
平成28年 34249件 と横ばいになっています
女性の方は、やはり長生きされてますね。
今でも、実に女性総人口の30.6%が65才以上であるということがわかります
10人のうち3人以上が65才以上ということです
一方、男性は男性総人口の24.8%が65才以上となっています
4人のうち1人ですね
総人口も
平成22年に1億2806万人
平成27年に1億2709万人
平成29年に1億2671万人
平成30年2月1日現在 1億2660万9千人(総務省統計局データ)
と減少しています
内閣府の予想では西暦2060年には総人口は8088万人と予想されています
今年は2018年ですので今から42年後には4000万人以上人口が少なくなっている、という推定です
さらにちょっと驚くことに、65才以上の人口比率がなんと38.4%となっています
5年前の国の推定では39.9%になっていました
若干ですが、緩和されています
想像できますか
10人中約4人は65才以上
人口は8000万人ぐらい
そのうち3000万人ほどが65才以上
ちょっと、その先は想像できないですね
日本はどうなってしまうんだろう、私達の子供世代が大人になったときに、同じように将来を心配しているかもしれません
その時には2人のうち1人が65才以上の推定がでているかもしれません
最近の高齢者の方は本当にお元気な方が多いのが救いかもしれません。
70才以上の方でも、十分働ける方も多いと思います
私の父親も75才を過ぎるまでフルマラソン走っていました、そしていまだにアルバイトですが働いています
平成29年の出生数は94万1000人
一方、平成29年の死亡数は134万4000人(厚生労働省データ)となっています
去年も40万人も人口が減っているんです
AIの急速な発達もあり、世の中が回らなくなることはないかもしれませんが
このまま、急速に人口が減少していくと、
やっぱり、心配ですね
やはり、外国人の移民の方に頼らざるを得ない状況になるのでしょうか
少子高齢化であることは、相当前から言われていましたが、それでも日本は難民をあまり受け入れません。
平成29年の外国人の日本への難民認定申請数は19,628人で,前年に比べ8,727人増加し,過去最多になっています
実際の難民認定申請の処理数は11,361人
難民認定手続の結果,我が国での在留を認めた者は65人であり,その内訳は,難民認定者が20人,難民と認定しなかったものの人道的な配慮を理由に在留を認めた者が45人となっています(法務省報道発表資料)
一方で、移民の受け入れはしているようですね
平成27年外国人労働者数は約90万
平成28年外国人労働者数は約108万人
平成29年外国人労働者数は約128万人
と年々増えています、あまり実感がないのですが
平成29年末の在留外国人数は,256万1,848人(法務省データ)
このままでは、いつか、成年後見人になる方も外国人に頼る時代がくるかもしれません
人口減少にストップをかけられる効果的な政策をどんどん打ち出してほしいですね
本当に今後、要チェックの分野です
いつもと少し違った内容でしたが、最後までご覧頂きましてありがとうございました。