絶対に失敗しない相続対策 元木司法書士事務所備忘録

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自筆証書遺言

自筆証書遺言(じひつしょうしょいごん)とは、「遺言者が、全文、日付及び氏名を自書し、これに印を押さなければならない」と、民法968条に規定されています。遺言書はパソコンなどを使わずに全て自分の手で書かなければ無効となりますが、特別な手続きを必要としないことから、遺言方法としては公正証書遺言と共によく利用されています。
自筆証書遺言はその名の通り、自分で遺言書を作成する方法です。紙とペンさえあれば作成できるので費用はかかりません。とても簡単に作成できます。

しかし、遺言書を見つけた親族は家庭裁判所の「検認手続」を行う必要があるなど、多少の手間がかかります。

 

自筆証書遺言 見本

 

自筆証書遺言を作るためのポイントをまとめましたので、これから遺言を作成する場合には、ぜひご確認ください。

財産を誰に渡すのかまとめておく

遺言書を作成するということは、自分死後の遺産を誰に何をどれだけ相続させたいのか、正確にまとめておく必要があります。まずは自分の財産が何がどれだけあるのかを計算しておきましょう。遺言書は遺族にとっても重要なものです。遺言書に書かれていない財産がある場合には遺族間で紛争が発生することがあります。

自分の死後、相続人間での紛争を予防するために財産の一覧表を作成してみましょう。そして、その財産を現在または将来において、誰が利用することが最もいいのかを想像してみましょう。そのように一つ一つの財産について考えた上で遺言書を作成していくと紛争が生じる可能性が低くなります。東京に居住している相続人が北海道にある広大な面積の田や畑を相続しても相続した方が困るだけでなく、田畑が荒れてしまって、資産価値が低くなってしまう可能性があります。
遺言書を作成する時は、まずは将来の利用状況を想像してみることが大事です。

また、相続人の遺留分を侵害しない範囲で遺産分割の指定をすることを心がけるといいでしょう。

相続財産を正確に-遺言執行できるように

どの財産を誰に相続させるのかということも非常に重要ですが、遺言書に書かれている財産がどの財産を指定しているのかを誰が見てもわかるように書きましょう。例えば、土地を所有していた場合で遺言書に「北側の土地は長男に、南側の土地は次男に相続させる」では、遺言の執行はできません。

「京都府宇治市広野町一里山〇〇番〇〇 宅地 500㎡の土地は長男法務一郎(昭和33年3月3日生)に相続させる」

このような記載にすると完璧です。

せっかく、作成した遺言書が結局は使えなかった、というような事にならないように正確に丁寧に作るようにしましょう。

全文を手書きで書きましょう

現在の法律では「その全文、日付及び氏名を自書し」という規定になっています。手書きでない遺言書は全て無効になります。今のところ、自書以外の遺言書作成は認められていません。代筆、音声、映像などで遺言書は作成できないということです。ビデオ映像による遺言は遺言としての効力はありませんが、相続人に対してのメッセージとしてはいいと思います。

ボールペンなど消すことが出来ないもので全文を自筆で日付・氏名まで、押印も忘れずに

自筆であれば鉛筆でも筆でもボールペンでも構いませんが、偽造を防ぐ意味から鉛筆などは避けましょう。遺言書を作成した日付及び氏名まで全文を自筆で書きましょう。押印を忘れてはいけません。押印がないと無効になります。実印を押さなければいけないということはありませんが、将来、遺言の有効性を争われることがないように実印の押印をおすすめします。

丈夫な紙を用意しましょう

遺言書はこの紙に書かないいけない、といった規定はありません。コピー用紙に書いても問題はありませんが、耐久性の観点からできれば和紙などを選んでいただくことがいいと思います。縦書きでも横書きでも大丈夫です。

法律改正が近々予定されています-今はまだ全文を自筆が要件

近々法律改正が行われ、一部自筆で書かなくてもよくなります。しかし、今作成する遺言書は全文が自筆である必要があります。

 

夫婦がそろって遺言書を作る際の注意点

ご夫婦がそろって、遺言書を作成することがよくありますが、法律の規定で一枚の用紙に二人が遺言書を書くということは認められていません。別々の紙に遺言を書きましょう。

保管上の注意点

遺言書を保管する方法も大事です。自筆証書遺言は公正証書遺言と違い、作成されたその一つの遺言書しかありません。紛失したり、誤って捨ててしまうようなことがないように大事に保管しましょう。ただし、誰にも見つからないようなところに隠してしまうと、相続が発生した時に相続人が遺言書を発見できなかった、ということにもなりかねませんので、信頼できる人にはどこに遺言書を保管してあるかを伝えておくことが大事です。

 

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