絶対に失敗しない相続対策 元木司法書士事務所備忘録

京都市・宇治市・城陽市・京田辺市・滋賀県・大阪府・奈良県で主に活動する司法書士の業務とタイムリーな情報発信 相続手続、遺産整理、遺言書作成サポート、各種会社設立登記及び変更登記、任意後見契約サポート、相続対策に関する専門家のブログです。一日10分、10日で相続対策。

相続放棄 相続が発生したら3つの選択肢を考えよう

相続人は相続開始後に3つ選択肢があります。

1.相続人が被相続人の財産や借金等の義務をすべて受け継ぐ単純承認
2.相続人が被相続人の権利や義務を一切受け継がない相続放棄
3.被相続人の債務がどの程度あるか不明であり,財産が残る可能性もある場合等に,相続人が相続によって得た財産の限度で被相続人の債務の負担を受け継ぐ限定承認
それぞれ、異なる手続きになりますが、相続放棄と限定承認を行う際には家庭裁判所で手続きを行う必要があります。

単純承認

単純承認とは被相続人の財産を全て丸ごと相続することをいいます。その代わりに、プラスの財産だけでなくマイナスの財産も全てひっくるめて相続をすることになります。相続放棄や限定承認とは異なり、家庭裁判所で手続きをする必要はありません。ご自分が相続人であり、相続すべき財産があることを知ったときから3ヶ月経過すると自動的に単純承認したことになります。それ以外にも以下のような行為を相続人が行ったときも単純承認したことになります。

相続財産の全部又は一部を処分したとき。
相続人が、限定承認又は相続の放棄をした後であっても、相続財産の全部若しくは一部を隠匿したり、これを消費したとき。
意図的に相続財産の財産目録に記載しなかったとき。

相続放棄

家族の誰か亡くなって、相続が発生したら、遺産としては、現金や預貯金、不動産などのプラスの財産が、思い浮かぶ方が多いと思います。ただ、被相続人が多額の借金を残している場合もありえます。この借金の事を考えずに相続を承認してしまうと借金も全て相続したことになります。相続したプラスの財産で借金を返済することが出来ればいいのですが、出来ない場合には自分の資産より支払う必要があります。

そこで、借金の方がプラスの財産より多くて、相続したくないという場合には相続放棄という手続きをすることになります。借金の件で関わりたくないからといって、放置して3ヶ月経過してしまうと相続を承認したこととなってしまいますので、被相続人の財産に借金が含まれている場合には、早期に財産の調査をしましょう。

相続放棄の二つのメリット

相続放棄することによるメリットはやはり、借金を相続しないということです。被相続人が生前にサラ金などからお金を借りていたことによって借金が多額にあったとしても、相続放棄さえしておけば、全く影響を受けることはありません。

もう一つのメリットとしては、たくさんの相続人がいる場合の骨肉の争い遺産分割協議にかかわる必要がなくなります。相続が発生しますとその遺産をめぐって、相続人間の良好な関係がこわれていくことが多々あります。相続放棄をすると相続人ではなくなりますので、人間関係のこじれ、手続きの煩わしさから解放されます。

 

相続放棄のデメリット

相続放棄をすると相続人ではなくなりますので、全ての財産を相続することが出来なくなります。財産の中には、家族の思い出のつまった実家の土地建物、小さい頃に遊んだ山、手伝いをした田んぼや畑、ご先祖から代々引き継いできた骨董品や絵画などもあるかもしれません。相続を放棄するということは、それらの財産もすべて相続出来ない、ということになります。財産の一部だけの放棄、というのは認められていません。

相続放棄の手続きの期限-3か月の熟慮期間

相続放棄にはメリットもデメリットもあるので、相続放棄すべきかどうか、簡単に結論が出せないことがあるかもしれません。ただし、相続放棄には期限があるので、いつまでも考えることは出来ません。
財産調査を出来るだけ早くに行い、単純承認するか、相続放棄をするか、後に説明をする限定承認をするか判断しなければなりません。

この3か月の熟慮期間は、法律では「自己のために相続の開始があったことを知ったときから」となっています。
1被相続人が死亡した事実を知らなければ、熟慮期間はスタートしません。
2被相続人に相続財産があることを知らなければ熟慮期間はスタートしません。

2の熟慮期間が認められない場合には、これを悪用してくる債権者が出てくる可能性があります。被相続人が死期が近い事を債権者が知って、被相続人の死後も、しばらく請求督促等をせずに3ヶ月経過後に初めて相続人に請求する、3ヶ月経過したから相続放棄はできない、という主張が許されるわけにはいきません。

相続放棄と生命保険の関係

死亡保険金の受取人が相続人の場合であれば、生命保険金を受け取っても相続放棄に影響がありません。ただし、受取人が被相続人になっているような保険については、受け取ってしまうと相続を承認したことになってしまいます。もし不安があるようであれば、当事務所までご相談下さい。

相続のプロが様々な疑問に答えます

お気軽にご連絡下さい。

〒611-0031
京都府宇治市広野町一里山65-3
京都建物クレスビル401号(アクセス)
元木司法書士事務所
TEL0774-45-5660
E-mail:motoki@souzoku-zouyo-taisaku.com

運営者情報

事務所名元木司法書士事務所
代表元木 進一
住所〒611-0031 京都府宇治市広野町一里山65-3 京都建物クレスビル401号
電話番号0774-45-5660
エリア京都/大阪/奈良/滋賀/兵庫
業務内容サマリー京都の司法書士事務所
(遺産相続/相続登記/遺産整理業務/生前贈与/遺言書作成/遺言執行/不動産登記/担保権登記/会社設立/各種法人登記/成年後見)
業務内容京都市・宇治市・城陽市・木津川市・大津市・草津市・守山市・奈良市・大阪市で相続手続(相続登記・遺産整理業務・遺産分割)/遺言書作成・執行業務(遺言書作成サポート・遺言執行業務)/相続対策(生前贈与・相談)/不動産登記(不動産取引・新築登記)/成年後見(任意後見サポート)/セミナー開催/相談業務/法人登記(各種法人変更登記)/会社設立登記/研修会講師派遣
営業開始平成23年2月1日

 

 

 

0

投稿日:2018年9月6日 更新日:

執筆者:

LINE@からの無料相談はじめました

ここを押してLINEで友だちになりましょう

スマホからLINE@ですぐに無料相談できます

元木事務所のLINE登録方法は

LINE公式アカウント「その他」➝「友だち追加」➝「QRコード」→下記QRコードを読み取り登録

もしくは

LINE公式アカウント「その他」➝」→「友だち追加」→「ID検索」→「@ntk6123x」で検索して登録

アクセス

京都府宇治市広野町一里山65-3
京都建物クレスビル401号
元木司法書士事務所
TEL0774-45-5660